ツアー募集は終了致しました。
人生を豊かに。
「TAMBARIN OPEN FORESTRY」は、
日本の自然・里山に
関心がある人から、
その場所を舞台に働きたいと考える方まで
「森と関わりたい」と思う全ての方へ、
京丹波町の伝統産業である林業を通じ、
「開かれた林業」をテーマに、
さまざまな体験プログラムを
実施していくプロジェクトです。
多くの人にとって、
「日本らしい景色」として普段はよく見る
緑の山々ですが、その中で営まれている
仕事や人々の生活、
森林が私たちにもたらす資源について、
触れる機会はあまり多くありません。
京丹波町では、
先進的な林業の町として歩んできた
歴史文化を生かして
より外に開かれた林業をめざすことで、
訪れる人に気づきや学び、
そして楽しみを与え、
より豊かな時間を過ごしてもらいたいと
考えています。
- 親子で楽しみたい方へ
都市部では森林に触れる機会が少なくなっている現代。
木が倒れる大迫力の間伐現場を見学したり、重機との
記念撮影から木工体験まで、癒し・学びながら親子で
楽しめるプログラムを計画予定です。
-
林業を学びたい方へ
生涯学習の一環として、大人向けの林業に関する教育
プログラムを計画予定。初心者から林業就業希望者ま
で、京丹波町に中長期滞在し、林業についての座学や
体験学習を行うことができます。
- 日本の森を知りたい方へ
日本人も訪日外国人も、森で癒されながら学べる
プログラムを計画予定です。森林マイスターの解説を
聞きながら登山をしたり、里山で食を楽しんだり、
日本の森の良さを新たに発見することができます。
林業×観光×教育
地域課題
京丹波町の資産を
有効活用し、時代にあった
「林業」のサービス
産業化・見える化を目指す
■ 町面積の83%を森林が占める農山村地域である京丹波町
かつて林業を中心とした一次産業が栄え、国内で先駆けて林業の機械化に取り組むなど技術やノウハウが継承されてきた京丹波町。
一方で社会情勢の変動により需要は徐々に減少し、国が観光立国を掲げてからは三次産業の観光業も町を支える産業として期待されてきたが、コロナ禍において産業振興の機会を失った今、「密にならない観光地」として再度在り方を問われている。
そこで、京丹波森林組合の協力の下、普段体験することのない植林体験や伐採体験ができる体験型教育プログラムを実施。子供から大人までも木の魅力と触れあいながら楽しめる空間を作り、域内連携を含めた実証事業を実施し新たな観光の可能性を見出していきたい。今回の取り組みにより、地域産業として大きな位置づけを持つ林業においても、あらたに価値を創造するべく林業のサービス産業化を目指していく。
森林が豊富な京丹波
国内で先駆けて林業の機械化に取り組んだ
■ 域内連携で新たな魅力を創出し「通過町」から「注目町へ」
京丹波町の基幹産業であった「林業」をキーワードに、域内の産官学を連携した体制づくりを推進。2015年に京都市内と日本海側をつなぐ京都縦貫自動車道が全線開通してからは町内を通過する車が増加したものの観光目的で町内を周遊する旅行者は決して多くなかった。
しかし、京丹波パーキングエリアに併設された道の駅「味夢の里」は町内及び周辺地域の情報発信拠点として機能し、2020年10月に道の駅併設型ホテルとして開業した「フェアフィールド・バイ・マリオット・京都京丹波」は京丹波町の新たな宿泊観光拠点として期待されている。
フェアフィールド・バイ・マリオット・京都京丹波
林業を通じた観光誘客から
交流人口を増加
雇用・移住などの
シナジーを生み出す
京丹波町で木と触れ合う機会を通じて、人が学び、そして町を好きになってもらうこと。その先には若年層の U ターン、I ターンを促進し、高齢化によって引き起こされる京丹波町の林業衰退を防ぐべく、後継者(若者)の確保に繋げていかなければならない。
そういった意味でもこの事業は単なる林業ツーリズムで終わることなく、京都府立林業大学校・京丹波森林組合に協力していただき、学び(教育)を通じ持続可能な林業と人々に京丹波愛を育むこと、さらには林業のサービス産業化を図り、雇用や移住などに繋げたい。
2021年10月に完成した京丹波町役場 新庁舎
域内の産官学が
「林業ツーリズム」を
テーマに集結。
地域が一丸となった
プログラム造成
子供から大人まで楽しめる木を使った多彩な「林業 × 教育プログラム」を造成。
大手旅行会社との連携で町外からも誘客できるネットワークを整備する。
また、京丹波森林組合とも連携し、森林を活用したリカレントプログラムを展開するなど、
林業のサービス産業化をめざす取り組みとする。
取り組み
次年度以降の継続的な
癒し、学び、遊ぶ
ツアーの造成と広域展開に挑戦
■ 本事業を起点に、地域課題を一掃する事業へと発展させる
次年度からは体験プランを扱う旅行会社・OTAとも連携をしながらプログラムを販売。 モニターツアーにおいて実績、ノウハウを蓄積し、インバウンド層にも販売 できるようにプログラムや販売網を整備していく。また、プログラムを広域展開し、森の 京都エリア全体をフィールドとすることで、継続的な事業効果を発揮したい。
京丹波町役場 新庁舎の完成